馴化・改善・克服

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

交流会内容              画像 白山市こがね荘

1.完治したい・消したいの願いは残念ながら達成出来ず脳医学の進歩を待つしかありませんが、吃音者の体験や情報によれば今より酷くなることはありません。今のままか、馴化(じゅんか:練習による慣れ)が改善には有効と思われます。苦手な電話が楽になり仕事も充実してきたという例があります。

 

2.初めての方にはカウンセリングが中心となります(個別にお話を聴けます)。次第に交流会の雰囲気になじんで行けると思います。

 

3.吃音者は自分だけではなかったと実感し、孤独から解放されると思います。

 

4.この場所は、苦しまずに楽に吃っていいところです。自分の思いを発散して下さい(常識の範囲内で)。

 

5.短期に改善できることではありませんが、交流会は思いやりと助け合いの心で進めます。

 

6.今まで苦手なことを避けてきて、本番で嫌な思いを感じていても馴化練習により今までより楽になります。 

 

7.苦手度の克服/吃音がある人にとり苦手なことが(自己紹介・会話・朗読・電話・固有名詞・スピーチ)あると思います。電話はコードレス親子電話を使い現実的な練習。グループでロールプレイング。一対一 での対話があります。 

 

8.蓄積した いくつかの苦手場面を徐々に馴していくテキスト利用して(短文交代読み・朝礼挨拶ロールプレイ・食材口頭注文ロールプレイほか)。

 

次回の交流会日程をご案内できることがあります。 

グループによる練習

カウンセリング以外は、数人のグループで行います。

吃音にも個人差がありお話を聞いて進めます。

練習メニューは当日変更があります。

 

0.呼吸を整えるため、発声練習をします。

 

1.記憶で読み上げるというイメージ。

 朗読が苦手な方は、短い文章をくり返し読んでもらいます。短いので半ば暗記に近くなり徐々に滑らかな発声になり自信が保てるようになります。早口にならないようにします。

 

2.短文交代読み。長い文章を短く交代読みします。回りまわって順番がすぐきます。難発の方には良いと思います。早口にならないようにします。

 

3.電話恐怖対応練習。短期に改善しませんが当事者同士で繰り返します。当事者なので吃っても急がせることはありません。初めは挨拶する程度にし、何回も繰り返し慣れてレベルをあげて貰います。実社会本番でないので会場に限った内容です。

 

4.メニューの注文。飲食店の雰囲気で多様なメニューのカードを利用して実際の注文をします。受ける方は注文を復唱してもらいます。

 

5.固有名詞の受け応え。自分の名前・電話番号・自分の地域の紹介など、作ったことでなく実際を変更せず正しく伝えてもらいます。

 

6.

 


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